あなたのクローゼットには、出番がないのに長い間使われてない洋服が眠っていませんか?
- 「この服高かったし、着てないけど持っておこう」
- 「いつか気が変わったら着るかもしれない」
- 「断捨離するタイミングがわからない」
そんな想いから、着なくなった服を処分できず、手放せない気持ちもよくわかります。
しかし、着ることのない服を手放さず、モノで溢れかえった状態を放っておけば、以下のようなデメリットがあります。
- 探し物が見つからなくてイライラする
- 無駄遣いをしてしまう
- おしゃれにならない
本記事では、そんなデメリットを解消し、もったいないと感じることなく、いらなくなった服をすんなり手放せる方法を解説します。
服を思い切って手放すことで、方法次第では現金化できて、好きなことにお金を使うこともできます。
「今の気分に合った新しい服を買う」「美味しいものを食べに行く」「家族旅行の資金にする」なんてことも実現できるようになるでしょう。
本当は服を手放したいのに、「服を手放すタイミングがわからない」「断捨離しない理由を作って行動できない」という方必見の内容です。
ぜひ、本記事の内容を参考にしてみてくださいね。
私はファッション業界に15年間勤務。たくさんの洋服を購入し、不要になった服は適切に処分し、現在では本当に必要なモノだけを愛用しています。これまで、フリマアプリやオークション、リユースショップを利用し、約300万円ほどを現金化してきました。そんな経験をもとに、洋服との向き合い方について発信しております。
服を減らさない3つのデメリット
当然ですが、服を減らさないとクローゼットや収納がいっぱいになります。
そんな状態を放置すると、以下のような3つのデメリットがあります。
- 本当に必要なものが何かわからなくなる
- お金を浪費する
- 時間を消費してしまう
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
1. 本当に必要なものが何かわからなくなる
クローゼットや収納がモノで溢れると、自分の持ち物が把握できなくなり、本当に必要なものがわからなくなってしまいます。
その結果、「何が」「どこに」「どのくらい」あるのか分からず、不要なものや似たようなものばかりを買ってしまうなんてことに。
さらに、このような頭の中が整理できていない状態だと、自分に合ったコーディネートを考えることが難しくなり、オシャレをすることが難しくなります。
つまり、モノを適切に整理整頓しないことで、自分の本当に必要なものや好みを見失ってしまう可能性があるんですね。
2. お金を浪費する
自分にとって本当に必要なものが見えにくくなると、つい不要なものを買ってしまい、結果的にお金の浪費につながってしまいます。
また、たくさん服を持っているのにも関わらず、取り出しやすい服ばかり着てしまい、使わないものが増えていく悪循環に陥れがちです。
「いつもお金がない」と感じている人は、クローゼットの整理から始めて見ることをおすすめします。
似たような服や不要なものを買う代わりに、趣味や旅行にお金を使うことで、より充実した生活を楽しむことができるでしょう。
3. 時間を消費してしまう
モノで溢れたクローゼットや収納は、着る服を選ぶだけでなく、探し物が見つけにくくなり、ムダに時間を消費してしまいます。
その結果、忙しい中で貴重な時間を非効率に使うことになります。
もし、「いつもコーディネートが決まらない」という方は、クローゼットの整理が必要かもしれません。
また、服をたくさん持っている人に限って、着る物がないといった思考になりがちです。
日常で時間を有効に使うためには、モノを減らす意識を持つことが大切です。
服を減らして『着たい服しかない』状態にすることで、必要なことに時間を使えるようになるでしょう。
服を捨てるのがもったいないと感じた時の対処法
ここまでお伝えしてきた通り、服を持ち過ぎることは、精神的・金銭的なデメリットがあります。
でも、いざ捨てるとなるともったいない気持ちが強くなり、行動できない人も多いのではないでしょうか。
そこで、そんな状態に直面した際に、服を手放せる方法を3つ紹介していきます。
- 2年以上着ていない服は処分する
- いま着ている服と合わせられるか?
- 直感的にときめくモノだけを残す
それぞれ詳しく解説していきます。
方法1. 2年以上着ていない服は処分する
服を捨てるべきか判断に迷った場合は、2年以上着てていないモノを思い切って処分してみましょう。
僕の経験上、1年間ならまだしも、2年間着ていない服を改めて着る可能性は限りなく低いです。
そもそも服を着なくなる理由としては、
- 好みや趣味が変わった
- デザインやサイズが合わなくなった
- 洋服を減らすこと自体が寂しいと感じる
など、上記のいずれかに当てはまることが多いです。
自分の中で、「2年以上着ていない服を処分する」と決めておくことで、定期的に自分の持ち物の見直しができて、クローゼットや収納もスッキリするおすすめの方法です。
方法2. いま着ている服と合わせられるか?
服を手放せるようになる2つ目の方法は、いま自分が持っている服と合わせらるか考えてみましょう。
現時点で、普段着ている服が「いまの気分」に合った服とした場合、それらに合わせにくいと感じる服は、何らかの原因で着なくなったことが考えられます。
- 「体型に合わない」
- 「いまのトレンドじゃない」
- 「趣味が変わった」
といったケースが多いのではないでしょうか?
そこで、「いま」を大切にクローゼットの中をアップデートしてみることをおすすめします。
年齢やトレンドとともに、洋服の好みや趣味は変わります。「いま」自分が着たいと思える服を持っておくことが重要なのです。
そこで、クローゼットの中をアップデートする際は、以下の2つのポイントを押さえておくといいでしょう。
まずは、「いま自分が着たいもの」を軸に考えることで、クローゼットの中にいつまでも着ない服が溜まらなくなります。
次に、「この服は本当に必要?」と自分に問いかけると、不要な服を捨てやすくなります。
クローゼットの中をアップデートして、いまをもっと楽しく過ごしましょう。
方法3. 直感的にときめくモノだけを残す
「ときめくものを残す」
この考え方は、片づけコンサルタントとして知られる近藤麻理恵さんが考案した片づけメソッドです。
たとえば、自分の持っている服を手に取ったときに、直感的に「ときめくモノ」「ときめかないモノ」に分けて整理・処分していくのです。
実際にものに触れてときめくものは、これからも大切に使い続けたいモノ。ときめかないモノは、思い切って手放します。
モノへの執着を手放し、本当に必要なものだけを残すことを目的とした「断捨離」とは違い、こんまりメソッドは、ときめくものを残すという考え方にもとづいています。
断捨離と異なり、こんまりメソッドは自分の感情と向き合いながら服を整理するので、より納得感を持って不要なものを手放すことができるでしょう。
もったいないと感じない!服を手放す方法3選
洋服を手放す手段として、捨てる以外に「身近な人に譲る」「寄付をする」「売る」など、主に3つの方法があります。
もし捨てることに抵抗がある方は、これらの方法を検討することで、もったいない気持ちを感じにくくなるはずです。
ここからは、それぞれの方法について解説していきます。
1. 身近な人に譲る
いらない服を手軽に処分する方法のひとつが、家族や友人、同僚など、身近な人に譲ることです。
親しい間柄なので、気軽に相談できて、その人の好みに合ったものだけを引き取ってもらえるメリットも。
また、服を誰かに譲ることで、人の役に立つという実感を得ることができます。
さらに服を身近な人に譲る方法は、手間や費用をかけずに手放すことができる有効な手段です。
2. 寄付をする
不要になった服を捨てる際には、状態の良い服は古着の寄付を検討してみましょう。
古着の寄付を受け入れている団体や施設は、世界各地に存在します。
寄付した服が再利用されることで、環境への配慮ができるだけでなく、同時に困っている人々への支援や社会貢献にもつながります。
ただし、寄付する際の注意点として、提供する服は「使用可能な状態」である必要があります。他の人に譲れる状態かどうかを事前にチェックしてから、団体や施設に提供しましょう。
3. 売る
洋服を手放す手段として、最もおすすめしたい方法が服を売る方法です。
もちろん、人に譲ったり、寄付したりする手段は服を手放す有効です。でも、それらの手段は買取業者に引き取ってもらえなかった後に検討しても遅くはありません。
フリマアプリやリサイクルショップでは、不要になった服を売ることができます。状態が良ければ、それなりの金額で売れる可能性も!
また、いらなくなった服を売る方法は、大きく分けて「フリマアプリ」「店頭買取」「宅配買取」の3つを利用する方法があります。
ただし、それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身の状況や希望に合わせて最適な方法で現金化してみてくださいね。
フリマアプリを利用する
フリマアプリは、個人間で商品を売買できるアプリです。自分の不要になった服や雑貨、家電などを出品して、買い手を見つけられます。
- 誰でも手軽に出品できる
- 匿名で利用できるので利用しやすい
- 買取店よりも高値で売れる可能性がある
- 購入者と直接やり取りできる
- 運営側のサポート体制が整っている
- 出品、発送、問い合わせ対応に手間がかかる
- 販売手数料や送料の負担が発生する
- 値下げ交渉などにも、臨機応変な対応が必要になる
- 商品の魅力をアピールしないと売れない
- 取引相手を自分で見極めなければない
【フリマアプリの主なサービス】
ヤフオク、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマ
【フリマアプリがおすすめな人】
時間に余裕があり、なるべく高く売りたい方向け
店舗買取を利用する
店舗買取とは、不要になったものをリサイクルショップや買取専門店などに持ち込んで、その場で査定してもらう方法です。
- その場ですぐに現金化してもらえる
- 直接、店舗で査定理由や値段交渉ができる
- 査定から買取までの時間が短い
- ノンブランドの服を買取りしてもらいやすい
- 安く買い叩かれる可能性がある
- 店舗に持ち込む手間がかかる
- 持ち込み量が多い場合は大変になる
- 自宅近隣に店舗がない場合は利用しにくい
- 店舗の営業時間中に対応が必要
【店頭買取の主なサービス】
セカンドストリート、カインドオル、トレファク、ブックオフ、古着買取王国
【店頭買取がおすすめな人】
・少額でもお金に替え、服を処分したい方向け
・車で持ち込みできる方 (自宅から店舗まで運ぶ手間がかからず、大量の服も持ち込める)
宅配買取を利用する
宅配買取は、不要になったものを自宅から送って、査定してもらう方法です。店舗に持ち込む必要がなく、自宅にいながら不用品を現金化することができます。
- 買取に関わる作業を自分のタイミングで行える
- 宅配キットや配送料が不要のため、コストがかからない
- 宅配キットに入れて送るだけでだけで、査定・買取してもらえる
- 近隣に店舗がなくても買取ができる
- 非対面で買取までを完結できる
- 現金化するまでに時間がかかる
- 梱包する手間がかかる
- 非対面のため、買取価格交渉をしづらい
- 買取をキャンセルした場合、返送料がかかる
【宅配買取の主なサービス】
ブランドオフ、カインドオル、リファスタ、バイセル、ベクトル
【宅配買取がおすすめな人】
宅配買取は、自宅にいながら服を売ることができるため、忙しい方や手間を省きたい方におすすめ。
最近では、経済状況のこともあり、洋服を安く手に入れたい人が増え、リユースなど中古品のニーズが高まっています。
少しでもお金に代えられれば、趣味や自己投資、ちょっとした贅沢ができるかもしれません。
捨てる判断をする前に、一度売れるものがないか所持品をチェックしてみましょう。
なかでも、「宅配買取」は好きなタイミングで作業ができて、非対面で買取りを完了できるのが魅力です。忙しい方や面倒くさがりの方は、ぜひ活用してみましょう。
まとめ
本当は、着ていない服を処分したいけど、捨てるのは気が引けるという方も多いのではないでしょうか。
でも、たいていそんな時は、
- 「この服高かったし、着てないけど持っておこう」
- 「いつか気が変わったら着るかもしれない」
- 「持ち物が減るのが、なんとなく不安」
のような思考になり、やらない理由を探してしまうのです。
しかし、モノを持ちすぎることで、本当に必要なものがわからなくなったり、お金や時間を浪費したりするデメリットがあります。
そこで、不要な服を手放す有効な方法として、以下の3つが挙げられます。
- 身近な人に譲る
- 寄付をする
- 売る
その中でも、手軽に現金化できる「売る」方法がおすすめです。
なぜなら、服を売って臨時収入が入れば、新しい服を買ったり、美味しいものを食べたり、家族で遊びに行ったりできるからです。
考えるだけでもワクワクしてきませんか?!
いつまでも、洋服をクローゼットに保管しておいても、現状は何も変わりません。
「いつから着るだろう」は幻想です。
また、トレンドやブランドの価値は変われば下がってしまうため、売るなら早い方がいいでしょう。
不要な服はできるだけ早めに処分して、自分や大切な人のための有意義な時間に変えてみてはいかがでしょうか。
アプリで自分で出品するのは手間もかかるし、店舗への持ち込みもメンドウ…。そんな時、宅配買取なら自宅にいながら簡単に不用品を現金化!
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