私はファッション業界に約15年間在籍。
そこで培った知識や経験や活かし、あなたのオシャレの悩みを解決します!
ガッチリ体型の男性が抱える、こんな悩みを解決できる記事をご用意しました!
この記事で紹介する「ガッチリ体型の知っておくべきメンズファッションの基本」を実践すれば、今までガッチリ体型が原因でオシャレができなかった男性でもすぐに克服できますよ!
なぜなら、実際に僕が販売員として接客する際に、この方法を使ってお客様の悩みを解決できたからです。
記事前半では「体型カバーのコツ」について、後半では「おすすめアイテム」などを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※「すぐに悩み解決したい!」という方は、上記の各お悩みから直接移動できます!
メンズガッチリ体型の特徴やファッションの悩みとは
メンズファッションにおいて、代表的な悩みのひとつに「ガッチリ体型」があります。
一言でガッチリ体型といっても、下記のようにさまざまなタイプが存在します。
- 高身長ガッチリ
- 低身長ガッチリ
- 肩幅ガッチリ
- 胸板ガッチリ
- 脚ガッチリ
それぞれのタイプに合った体型カバーの方法を知っておくことが大切です。
ガッチリ体型にとってのオシャレとは
最近の筋トレブームの影響で身体が大きくなった方から、学生時代にスポーツをしていた名残りで体型が戻らない方まで、ガッチリ体型の理由はさまざまです。
ガッチリ体型の欠点としてはその大きな見た目が原因で、太って見えてしまうことも少なくありません。
さらに30歳を過ぎるとヤセにくい身体になり、脂肪がついてしまうケースも多いでしょう。
また、ガッチリ男性が洋服を選ぶ際に身体のパーツの中で一番大きな場所を基準にすると、全体的にゆったりとしたサイズ感となりスタイリッシュに決まりにくくなります。
この点に注意しながら着こなしを考えていくのが、重要なポイントになるでしょう。
ガッチリ男性が抱えるファッションの悩みとは
ガッチリ体型の男性はたくましく、男らしい見た目がカッコイイですよね。
でもオシャレをする上では、その筋肉が弊害になることもあるでしょう。
それは、筋肉質の体型が原因で「オシャレに着こなせない」「バランスがおかしくなる」と決めつけてしまい、オシャレに積極的になれなくなってしまうのです。
ガッチリ体型のオシャレでポイントになるのが、「体型カバー」と「マンネリ化」です。
体型カバーの方法を知らないといつも同じ格好でマンネリ化してしまい、いつの間にかオシャレを諦めてしまう悪循環に陥ってしまう恐れがあります。
そんな事態にならないように、これから本記事で紹介する内容をきちんと理解しておきましょう。
ガッチリ体型が知っておくべきメンズファッションの基本
まず、アイテムコーディネートを考える際に以下の2つを意識することで、体型をカバーしながら自分に合うファッションを見つけることができるでしょう。
ガッチリ体型のファッションの基本
- 「色」⇒ 膨張色を取り入れる
- 「シルエット」⇒ 基本シルエットを理解する
収縮色を取り入れる
【収縮色】: 暗い色、濃い色、寒色系などが含まれ引き締まって見える
ブラック、ダークグレー、ネイビー、ボルドーなど
【膨張色】: 明るい色や薄い色。暖色系は膨張して見えやすい
ホワイト、ベージュ、イエロー、ライトブルーなど
色はコーディネートの成功のカギを握るたいせつな要素です。
ガッチリ体型をスマートでスタイリッシュな着こなしにするには、濃い色みの収縮色を取り入れるのがおすすめです。
濃い色のアイテムを効果的に使えれば、引き締まった印象になりガッチリ見えを緩和して体型カバーをしてくれます。
全体をブラックなどのダーク系でまとめつつ、インナーに白などの明るめインナーを使うのが定番コーデです!
そうすることで、色の濃淡でメリハリができマンネリを防止しつつ、縦長のラインを強調することでガッチリ体型を細見せしてくれます。
基本シルエットを理解する
ガッチリ男性がすぐ使える基本シルエット
- Yラインシルエット
- Aラインシルエット
Yラインシルエット
上半身にボリューム感を出して、下半身をスッキリと見せる「Yラインシルエット」。
縦のラインをきれいに見せられるので、スタイルの良さを強調できるメリットがあります。
また、上半身にはロング丈やゆったりしたアウターを合わせるのが基本になるので、肩幅や太もも、お尻周りなど大きくなった筋肉質のパーツを覆い隠すことで上手くカバーできるでしょう。
Aラインシルエット
Yラインシルエットとは逆で、上半身はコンパクト、下半身にボリューム感を出すのが特徴です。
コーディネートの重心が下半身にいくため、安定感のある男らしいイメージをあたえられます。
また、ワイドパンツなど太めシルエットのパンツを取り入れることで、気になる脚や、お尻周りの体型カバーにも有効なシルエットです。
ガッチリ体型を目立たなくするメンズファッション4つのコツ
ガッチリ男性が体型カバーするには、ちょっとしたコツを押さえておけば威圧感を緩和して細見せができるでしょう。
ここでは4つのポイントをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみましょう。
ガッチリ体型をカバーする4つのコツ
- ジャスト〜ややゆったりめのサイズ選びをする
- 体の細いパーツを見せる
- ネックラインの開き具合を意識する
- 縦のラインが強調される柄を選ぶ
1. ジャスト〜ややゆったりめのサイズ選びをする
ガッチリ体型のサイズ選びの基本は、 ジャスト〜ややゆったりめを選びましょう。
なぜなら、
- ピチピチ ⇒ 身体のラインが出すぎて不自然になる
- オーバーサイズ ⇒ 体型を活かすこともできず、不恰好にもなる
このように合わないサイズを選ぶことでせっかくのガッチリが悪目立ちしたり、体型が活かせなくなったりしてしまいます。
すっきりと身体に合ったジャストサイズを選ぶか、少しだけリラックス感のあるサイズ感を選ぶといいでしょう。
2. 体の細いパーツを見せる
体格の良さを緩和してスタイリッシュなイメージをあたえるなら、体の細い部分をあえて出すのがポイントです。
筋肉のついた部分をうまく隠しながら、身体の細い部分を強調させる視覚効果を利用したものです。
これはガッチリ体型の方以外もスタイルアップ見せする方法として、共通して取り入れられるテクニックなので上手に活用しましょう。
ちなみに身体の中で鍛えるのが難しい「3つの首」のパーツを次のような方法で露出することで、スタイルよく見せられる効果があります。
さりげなくアピールしたい「3つの首」
- 首(鎖骨付近) ⇒ Vネックのカットソーやニット
- 手首 ⇒ ジャケットやシャツをロールアップ
- 足首 ⇒ パンツの裾をロールアップ
このようにちょっとした小技を効かせるだけで、スタイリッシュでこなれた印象に仕上がります。
3. ネックラインの開き具合を意識する
「肩幅が広い」「胸板が厚い」など上半身がたくましい男性は、「Vネック」のトップスを着ることでカッコ良さが際立ちます。
ガッチリ男性が、首もとの開きが小さいハイネックやタートルネックを着ると、首が詰まった印象になり見るからに苦しそうな印象をあたえてしまいます。
また、タートルネックなどのトップスは身体にピタッとフィットしたものが多いので、ラインが強調されやすく、体型が悪目立ちしてしまうので注意しましょう。
4. 縦のラインが強調される柄を選ぶ
- ストライプ柄 ⇒ 細く、長く見せる効果
- ボーダー柄 ⇒ 横に大きく見せる効果
ガッチリ体型の男性は色だけでなく、取り入れる柄にも意識を向けることで体型カバーにまた一歩近づけるでしょう。
視覚効果を利用して、身体の縦ラインを強調させるには「ストライプ柄」のアイテムを取り入れるのがおすすめです。
とくにストライプの線が細いものを選ぶと、より効果的です。
ガッチリ体型のメンズが避けるべきNGファッション
体格のいい男性がオシャレをする際に注意しておきたいのが以下の2点です。
ガッチリ男性が注意するべきこと
- 膨張する色や柄を使ってしまう
- 伸縮性のないアイテム選びをしてしまう
オシャレする際に気をつけておけば、着こなしと着心地の両方を実現できるでしょう。
膨張する色や柄を使う
ガッチリ男性が明るい色や、主張の強い柄を使うのは細心の注意が必要です。
もともとインパクトがある見た目なのに、さらに個性的なファッションをしてしまうと悪目立ちしてしまいかねません。
ハードな印象のライダースジャケットや全身ダボダボのスタイルは避けた方が良いでしょう。
さらに、イカついネックレスや指輪なども、どこか近寄りがたい雰囲気になってしまいます。
また、ボーダー柄は横に大きく見せてしまうので、体型をスタイリッシュにキメたいのであれば避けた方が良さそうです。
ガッチリ男性がボーダーアイテムを着用する場合は、細めのラインのボーダー柄を選ぶことで取り入れやすくなりますよ!
伸縮性のないアイテム選び
ガッチリ体型がジャストサイズのアイテムを選ぶ際、伸縮性のある洋服を選ぶのが理想です。
伸縮性がないと窮屈で、着心地が悪くなってしまいます。
ストレッチ性のある服は、ガッチリ体型の動きにも合わせて伸縮してくれるので、ストレスなく着用できます。
商品の品質にポリウレタンが多く含まれもの程、伸縮性の高くなるのでチェックしておきましょう!
ガッチリ体型の悩み別おすすめ着こなし&ファッションアイテム
記事の冒頭でもお伝えしてきましたが、ガッチリ体型にはさまざまなタイプがあります。
- 高身長ガッチリ
- 低身長ガッチリ
- 肩幅ガッチリ
- 胸板ガッチリ
- 脚ガッチリ
高身長ガッチリ
- 適正シルエット ⇒ Yラインシルエット
- おすすめアイテム ⇒ ロング・ミドル丈アウター
出典: WEAR
高身長でガッチリ男性の体型カバーには、着丈の長いアウターや羽織りアイテムがおすすめです。
ロング丈アイテムがカッコ良く着こなせるのは長身男性の特権。
さらに、サラッと羽織ることのできるアイテムなら、身体の気になる部分もカバーできて一石二鳥です。
低身長ガッチリ
- 適正シルエット ⇒ Yラインシルエット
- おすすめアイテム ⇒ テーパードパンツ
出典: WEAR
低身長ガッチリの方は、縦のラインを意識したスタイルが鉄則。
横に広がって見えるアイテムや着こなしをしてしまうと、より身長を低く見せてしまう可能性があります。
そんな時はYラインシルエットを意識して、ボリュームのあるトップスで体型カバーしつつ、細身パンツを合わせれば、すっきりとスタイリッシュにキマります。
上半身ガッチリ(肩幅・胸板)
- 適正シルエット ⇒ Yラインシルエット
- おすすめアイテム ⇒ ドロップショルダーのトップス、ゆったりめのアウター
出典: WEAR
上半身がガッチリ体型の場合、肩の落ちたドロップショルダーやゆったりとしたトップスを取り入れると体格の良さを緩和してくれます。
その際、細身のパンツを合わせることですっきりと印象になり、野暮ったくならずバランスが取りやすくなります。
また、肩幅の広さをあえて活かして男らしさをアピールできるシルエットなので、あなたらしい体型を活かした着こなしを実現できるでしょう。
下半身ガッチリ(脚全体)
出典: WEAR
- 適正シルエット ⇒ Aラインシルエット
- おすすめアイテム ⇒ ワイドパンツ
太さの気になる脚の部位によってアイテムを使い分けましょう。
まず、脚全体がガッチリしている場合は「ワイドパンツ」がおすすめです。
ピタッとし過ぎたパンツを穿くことで、脚のラインがあらわになってしまいます。
ワイドパンツなら脚のラインを完全に隠してくれます。
その際、上半身はコンパクトなサイズ感でスッキリさせるAラインシルエットを取り入れれば、バランスの取れたスタイルが完成します。
下半身ガッチリ(太もも)
出典: WEAR
- 適正シルエット ⇒ Yラインシルエット
- おすすめアイテム ⇒ テーパードパンツ
次に、太もものガッチリが気になる方は、裾にかけて細くなる「テーパードパンツ」がおすすめです。
太もも周りにゆとりがあり脚のラインに合ったパンツのシルエットなので、気になる部分をカバーしながらスッキリ 見せできます。
H2: まとめ
ガッチリ体型が知っておくべきメンズファッションの基本
・収縮色を取り入れる
・基本シルエットを理解する
ガッチリ体型を目立たなくするメンズファッション3つのコツ
・ジャスト〜ややゆったりめのサイズ選びをする
・体の細いパーツを見せる
・ネックラインの開き具合を意識する
上記の「2つの基本」と「3つのコツ」を意識して、ガッチリ体型をカバーしながらファションに向き合うことで、自信を持ってオシャレができるようになるでしょう!
あくまでも自分の体型を活かしながら「自分らしく」ファッションを着こなすことが大切だと思います。
今回ご紹介した内容がきっかけで、自分らしさを見つけるきっかけになれば幸いです。